看板について知ってほしい!
社長ブログ

        ブログ        

BLOG

仕事のこと
2021年7月21日

危機感を持った同業者様とのご縁

こんにちは、KONDOです。
本日は大安ということでブログを更新いたしました。
今回は少し長くなりますが最後までお読みくだされば幸いです。

新規感染者数が増加一途の日々が続いております。
一日も早い収束を願うばかりです。
そのような状況下ではございますが歩みを止めるわけにはいきません。

当社の電子看板事業では独自のノウハウを蓄積し、今後は同業者様ひいては看板業界のお役に立ちたい想いで勉強会を開催していることは過去のブログに書かせていただきました。

コロナ禍により看板業界も大きな影響を受けており、同業者様も生き残りのため様々手を打っている中で、電子看板については事業化しなければならないと強く思われているのだと思います。

先日も当社をパートナーとして選んでいただき、事業を開始される埼玉県の同業者社長様にご来社いただきました。
こちらの同業者様は大手企業が主要顧客で看板の保守・メンテナンスを主たる事業とされている中で、今後は自社の営業力を活かし、電子看板事業に取り組んでいくという強い信念をお持ちの社長様でした。
(本来であれば写真を撮りたかったのですがありません)

次回は私が訪問し、営業部の皆様へ勉強会を開催させて頂くことになりました。

その翌日には大分県の同業者様が3名で遠路ご来社いただきました。
(画像=社名公開と共にご承認をいただき掲載)

大分県の社長様は私のYouTube(看板チューバー)を観て電話を頂いたのです。
最初に対応させていただいたスタッフから、とても丁寧なお電話を頂いて。。。このように報告があり、即日私から折り返しお電話を差し上げたところ、その日のうちに社長様は来社日の決定と飛行機の手配まで済ませてしまったのでした。
今度とおばけは決して来ないと言われていますが、いずれ、近いうちに、という場合は何事も大体まとまりません。

経営者にとって一番大切なことは即断即決ですから。
そのような前向きなお客様を全力でお迎えするため勉強会資料を一からブラッシュアップし直し、出来得る限りの準備をして当日を迎えました。

有限会社イーストの東社長様は創業者。
看板業にプラスして、自社で樹脂文字製造部門を立ち上げ全国の同業者様へMade in JAPANの高品質製品をお届けしているのです。
製品化までは苦難の道のりだったそうですが今では収益の柱に成長し、各種展示会にも出展されているそうです。

https://www.sign-east.com

https://www.spinedge.info

商材は違えども新たな分野に挑戦していることや、同世代ということもあり、初めてお目にかかったにもかかわらず、すぐに打ち解けてしまいました。

座学を約2時間30分、その後実機でのご説明をしたのち
午後から八王子市内で仕様が違う設置物件3箇所を見学いただき、内部構造等詳しくご説明しました。

当日は全体で約6時間という限られた時間でしたが、少しでも多くの情報をご提供したいと考えて詰め込み過ぎてしまった感は反省点でしたが
なぜ看板業の当社が同業者様にこのような勉強会活動を行っているのか。

それは単なる資材販売を通じて収益を得たいからだけではなく、同業者の皆様は長い間この業界で汗を流してきたにもかかわらず、右肩上がりの電子看板分野では看板業とは何ら関係のない異業種による参入が相次いでおり、結果として取付だけなど下請けとして甘んじているのが実情です。

意識の高い同業者の皆様とこの状況を打破して業界を盛り上げていきたい。

その他、勉強会の趣旨について私から申し上げました。

① 看板業の当社でも事業化して収益の柱に成長させてきました。
新しい分野への挑戦。しかし看板の延長線上です。
分からないことや面倒こともありますが、どうしても避けて通れません。
しかし収益拡大のためです。
本来、収益獲得まで遠回りしなければなりませんが、当社でも出来ました。
みなさんでも必ずできますし、当社をパートナーとして使ってもらえたら近道でご案内することができるのです。
本日の説明で全てを理解いただくことは到底できませんが、納入〜保守まで責任を持って伴走支援しますのでまずは実際の案件を受注いただき、実績を積み上げていきましょう。
必ず自社の収益拡大に貢献しますから。

② メイン部材であるLEDディスプレイには同じ仕様でもピンからキリまであります。
当社が事業化したとき、同じものなら安いものをという考えで大きな失敗をしました。
当社が提案する製品は設置実績があるトラブルの少ないものだけをご案内。

【安モノ買いの銭失いになってほしくない。】

このことはエンドユーザー様と同業者様との信頼関係毀損にも繋がりかねないためです。
製品の本当の評価は設置して数年運用してみなければ決して分かりません。

③ 看板業が開発し、長年実績を積み重ねてきた「専用STB」があること。
(セットトップボックス=映像データをビジョンへ配信するための最重要パーツ。)
単なる導入時のローコストだけではなく、保守時のコスト低減をも見据えたものであり、大多数のビジョンが中国製STBを利用し煩雑な使い勝手や不具合交換時には高額な費用が必要となって難儀されている。

今回改めて感じたこと。
看板業のお困りごとの「本質」は看板業にしか解決できない。
再三申し上げていますが電子看板は右肩上がりの市場。
儲かりそうな市場だから看板業ではない異業種が参入してくる。
今回、イースト様は他社の見積を取って下さっていました。
高品質&業界最安値を謳っているところでしたが、やはり高かった。
元々が看板業ではないから、業界での商売の肝。
そもそも、信念が違う。

看板業である同業者様にまずは稼いで頂く。
新規事業の参入・継続は適正な利益確保あってこそ。

当社はそのお手伝いのスタンスであることをこれからも変わらずに発信していこうと強く誓いました。
そしてこの活動ができるのも、スタッフのおかげです。

今回の勉強会の様子は近日YouTubeでもアップいたします。

次回はビジョンを当社で導入していない同業者様からのSOSについて書こうと思います。

今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

インスタ(アトラス広告社)

YouTube(看板チューバー Atlas Kondo)

どうぞよろしくおねがいします。