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仕事のこと
2021年10月26日

大規模商業施設サイン工事と社員の成長

こんにちは、KONDOです。
本日は大安ということでブログを更新いたしました。

いつも電子看板事業の内容が多いのですが、今回はメイン事業であるサイン工事について書きたいと思います。

東京都八王子市民なら皆さんおなじみの、スーパーアルプス様
この度店舗建て替えに伴い、大規模複合店舗「Copio西八王子」として、本日10月26日(大安)に無事オープンを迎えられました。

店舗全景

看板は高所に設置されるので小さく見えますが、「Copio」の看板は
ヨコ5m×タテ2.5mもあります。
この面板はFFシートといいまして、白のベースにはつなぎ目が一切ありません。グリーンの透過フィルムは原反が1mなので内照式での光線漏れと剥離を防ぐため、あえて5ミリほど重ねてあります。
このFFシート登場により以前はアクリル板でジョイントが必要だったのが不要となり、より大型化が可能となり軽量化にも大きく寄与しています。
このシートは太鼓と同じで周囲を専用金具で展張しますのでピンと張ったきれいな仕上がりになります。

撮影中のKONDOです。笑

当社は外部サイン、オーニングテントなどをご用命いただきました。
建物に看板という命を吹き込む。看板屋冥利につきます。
展開中の電子看板「PiPit-VISION」も従来の看板業が原点です。
お客様の安心・安全な広告活動のお手伝いは企画〜製作〜設置工事すべてを、有資格者によりご提供させていただいているからと考えています。

店内のデジタルサイネージも設置させていただきました

今回は新築かつ大規模商業施設のため、ゼネコン様・設計様監理のもと、多くの業者さんにより建設されていきます。
当社も、足場・壁・電気・塗装など、ありとあらゆる作業工程が絡みますので当社スタッフも春頃から毎週の工程会議に出席し入念な打ち合わせを重ね、8月からの施工本番を迎えました。
工程とは、まさに複雑なパズルを組み合わせるかの如くです。
1つ残らずピタッとハマって完成できるのです。

私も以前はあらゆる現場の工程会議に出席し、そこでゼネコン様をはじめとする、さまざまな業者さんと打ち合わせしながら、ときには叱られ多くのことを学ばせていただきました。
近年では若いスタッフに経験を積んでもらうため、私はあえて打ち合わせには出席しません。
これは全て自分で考えてもらうことで成長につながると考えるからです。
そして時には第三者に叱られてくることが自分のスキル不足を痛感するのです。プライドは邪魔なだけですから。
もちろん、報連相はしっかり受け、全責任は私が取りますので、たくさん苦しんできなさい。無事完成したときには一歩階段を上っているからね。
このように毎回送り出していました。
苦しんだ数の分しか成長はないと。

指示されたことをこなすだけでは考えることをせず、作業となってしまうので成長はないと考えていますし、私自身も創業者が特に教えて下さる方ではなかったので、自分で考え分からないことがあっても知ったフリをせず、たくさんの方に叱られ、助けてもらって今があります。

全てはお客様に喜んで頂く結果とするためですから。
今回、スタッフも現場で多くの方から助けていただいたと聞きました。

看板業は施工条件によっては日中作業できず、深夜作業になることも多いのですが、スタッフは安全第一で無事にやり遂げてくれました。

お客様の「顔」である看板を作らせていただいていることに、改めてこの仕事の素晴らしさと誇りを感じていると同時に、お客様には感謝しかありません。

当社スタッフは20代、30代が中心で、まだまだ未熟ではございますが、全員が看板を通じてお客様に喜んでいただきたい。
そのように思い、日々精進しています。

私自身、今回の作品は全てスタッフが考え、作り上げてくれたことに喜びを感じていると同時に、私が電子看板事業に取り組むことができるのもスタッフのお陰だと感謝しています。

このブログを書いているのは10月24日(日)です。
我々業界では重要な国家資格である屋外広告士の試験日です。
年に一回しかなく、合格率も約30%の難関です。
当社では既に4人が有資格者であり、本日は2名が受験しています。
合格を祈っています!発表は12月中旬です。

11月4(木)・5(金)・6(土)はサイン業界最大の展示会
「サイン&ディスプレイショウ2021」に
大型ビジョンを用意し、出展致します。
是非お出かけください。感染症対策を万全にしてお待ちしております。

今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

インスタ(アトラス広告社)
YouTube(看板チューバー Atlas Kondo)も併せて宜しくお願いいたします。